(参考資料)
2006年4月入学 実務経験者を対象とする学生募集(特別募集)

東北大学公共政策大学院・特別募集に関するFAQ

Q1 試験の日程はどうなりますか。
A1 出願期間は、1月5日(木)から1月11日(水)までです。面接試験は1月28日(土)、合格発表は2月3日(金)です。
Q2 試験の出願資格はどうなりますか。
A2 今回の募集の出願資格としては、大学を卒業したこと等のほか、公共政策に関する実務に3年以上携わったことが必要です。公共政策に関する実務経験としては、国又は地方公共団体の職員、その他公的機関での勤務や公共政策に関わる団体での実務経験などが該当しますが、具体的な点は問い合わせください。
Q3 試験の方法はどうなりますか。
A3 出願書類を受理するにあたって、出願資格のうちの「主に公共政策に関する実務に3年以上携わったこと」に関し審査を行いますが、この審査により出願資格が無いと判断された場合、その旨の通知と、入学検定料を含む出願書類の一切を返送します。入学試験は、面接試験により行いますが、出願者の実務経験やスタディ・プラン、出願者身上書などに基づいて、複数の面接実施委員から個別に口頭試問を受けるという形式で、行う予定です。
Q4 入学料・授業料はどうなりますか。
A4 現在時点で予定される入学時の必要経費は、入学料282,000円、授業料前期分267,900円(年額535,800円)となっています。なお、入学時及び在学中に授業料の改定が行われた場合には、改定時から新授業料が適用されます。
Q5 修士論文は課されるのでしょうか。
A5 修士論文は課されませんが、修了時までにリサーチペーパーの作成・提出をしてもらう予定です。
Q6 希望の授業はすべて履修できるのでしょうか。
A6 公共政策大学院では、今回募集される社会人若干名を含めて1学年30名の少人数教育を行いますので、希望の授業はすべて履修可能です。
Q7 社会人が年次有給休暇等を利用して、週1回程度の出席で履修できるようなカリキュラムにならないでしょうか。
A7 今回の募集の対象となる方は、1年間で48単位の授業科目を1年間に集中して履修することを期待されています。これは通常の大学、大学院の年間課程の約2倍に当たります。そのため、職務に従事しながら通学することは困難であると思われます。
Q8 どのような授業が行われることが予定されているのでしょうか。
A8 この大学院においては、徹底した少人数教育が実施されます。その主なものとしては、第一が、公共政策ワークショップで、地域が直面している深刻な課題をテーマとして取り上げ、教員の指導の下、学生が自ら、課題の解決策を検討し、法的処理を含む政策立案作業を共同で行うことを通して、政策立案能力を修得します。第二に、地域社会で重大な問題となっているテーマを順次取り上げ、一つのテーマについて複数の講師による多方向からの講義を受講し、ディスカッションを重ねることにより、ものごとを多角的方向から捉え、考える能力を身につけます。第三に、行政の各分野についての様々な法体系とその法体系が直面している諸課題に関し、中央省庁幹部によるオムニバス講義を受講し、わが国の行政法制の全貌と現代行政が抱えている問題を理解してもらいます。第四に、政策調査のための技法、政策決定のための技法、法令解釈のための技法等が教授されます。

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