東北大学公共政策    

原田賢一郎 HARADA Ken’ichiro

専攻科目

地方自治政策

略歴

  • 2006年8月に、東北大学大学院法学研究科公共政策大学院に着任しました。
  • 総務省(旧自治省)出身の実務家教員です。
  • 東京大学法学部卒業後、1993年自治省に入省。その後、地方税制度・地方公務員制度・電気通信事業に関する制度の企画立案、地方自治体の中堅・幹部職員に対する研修指導などの業務に携わりました。また、環境庁にも出向し、水俣病対策に関する業務に従事しました。中央省庁以外では、群馬県(地方課・産業政策課)で2年弱、千葉県(地域政策課・交通計画課)で4年勤務しました。

公共政策大学院での授業にあたって

  • 2008年度は、「地方自治政策体系論」(前期)を担当します。
  • この授業では、我が国の地方自治をめぐるここ十数年来の動き、すなわち「第1次地方分権改革」、「市町村合併の推進」、「三位一体の改革」、「地方行財政改革の推進」、「第2次地方分権改革」及び「道州制の導入に向けた検討」を「地方分権の推進に向けた諸改革」と位置付け、?その背景又は必要性、?主な経緯、?具体的内容又は主な論点についての学生からの報告を受けて、?成果、?残された課題・問題点、?当該課題・問題点の解決に向けての方向性等について、全員で討議することにしています。また、ディベート的な討論を行う機会も設けたいと考えています。
  • こうした授業を通じて、地方自治体や総務省自治部局など「自治の現場」の実際について、学生諸君にいささかなりとも伝えることができればと思います。

研究室にて

  • 前の職場(総務省自治大学校)でも行ってきた、我が国の地方自治体の行財政運営の実態に関する研究、特に自治体が直面している様々な行政課題に対する具体的政策事例の研究を、さらに進めていきたいと考えています。

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