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インターンシップ研修報告会の開催

 日増しに厳しくなる朝晩の冷え込みに身を縮こまらせつつ、同じく寒風がもたらした仙台市内の色鮮やかな紅葉のひと時を味わえた11月19日、今年度のインターンシップ研修報告会が開催されました。

 本大学院では、毎年夏に、全国の公共政策大学院向けに開かれる霞ヶ関公共政策大学院生インターンシップへの参加を推奨しています。今年度も、経済産業省大臣官房秘書課と、農林水産省政策統括官付農産企画課に、それぞれ一名ずつ参加して、中央省庁の政策立案の現場で実習してきました。写真は、「米の輸出拡大について」成果報告する福元遼太郎さんです。

 また、本大学院が仙台市議会と提携して開催しているインターンシップに参加した渡部歩美さんは、仙台市議会図書館の利用促進のための取り組みについて報告しました。

 経済産業省インターンシップについて報告した阿部真悟さんは、さらに秋田県庁地域産業振興課でのインターンシップにも参加してきました。産業政策について、国と地方の両面からアプローチできた体験は、この先の進路選択で必ずやプラスになることでしょう。

 今年度から、公共政策の企画立案に関わる民間企業のインターンシップについても、新たに単位認定の対象に加えられることになりました。山本麻莉絵さんは、9月に一ヶ月間、バングラデシュにあるグラミン銀行のインターンシッププログラムに参加し、貧困対策の最先端について英語で学んできた成果を報告しました。

 また、横田陽子さんは、日本工営株式会社のコンサルタント国内事業本部のインターンシップに参加してきました。広域地方計画業務などを具体的に体験して、社会資本整備に関わるために必要な技術と視点を学んだ成果が述べられました。

 M1学生の5人の研修報告は、それぞれが所属するWS1のテーマと密接につながるものでした。これからの最終報告への取りまとめのプロセスにおいて、それらの経験が、チーム全体にプラスの相乗効果をもたらしてくれるはずです。最終報告会での活躍を大いに期待しています。

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