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公共政策ワークショップⅡ報告会の開催

 2019年度の公共政策ワークショップⅡ報告会が、2月26日午後に開催されました。前年度のワークショップⅠで培った政策調査・研究能力をもとに、M2学生は各自でリサーチ・ペーパーを作成しましたが、その中でも特に優秀な評価を得た4名が、教員や学生の前で成果を発表しました。

柴田亮太「人口減少社会における農村集落の地域づくりに関する研究」

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小林海門「交通不便地域での持続可能な公共交通施策の可能性」

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橘内一真「スポーツを通じた開発協力によるソーシャル・キャピタルの構築」

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門脇豊和「中国における日本の遺棄化学兵器処理事業の包括的分析と提言」

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 どの報告者も、パワーポイントを使いながら、15分間で研究の概要をわかりやすく説明し、その後の学生や教員からの質問やコメントにも丁寧に応答しました。また、後輩たちへの参考として、調査や執筆を進める上で工夫した点や反省点などを全員が提示してくれました。当日は、事前に申し込みされた見学者も外部から参加され、本大学院での研究成果の発表会にふさわしい盛り上がりを見せました。

 年度を締めくくる本報告会を終えて、やっと一息ついていた我々のもとに飛び込んできたのが、政府からの新型コロナウィルス対策としてのイベント自粛要請でした。その後の怒涛の展開は、このページをご覧になっている全ての皆さんが共有している通りです。今なお先の見えない状況に、大きな不安を抱えている方々も多数いることと思います。

 しかし、嵐の中の旅立ちとなる修了生の皆さんには、本大学院で培ってきた「現場力」の価値を信じて、それぞれの持ち場へと胸をはって挑んでいただきたいと心から願っています。

 この共通の困難を共に乗り越えた後、また皆で笑顔で再会できる日を今から心待ちにしています。

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