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ワークショップB活動報告・第1弾

ワークショップB活動報告・第1弾

 2021年度公共政策ワークショップTBは、8名の学生と4名の教員で「パンデミックをめぐる公共政策――感染症対策と地域政策」というテーマに取り組んでいます。

オンライン

 今年度は、まん延防止等重点措置の重点区域に指定され、独自の緊急事態宣言が発令されるなか、WSBはオンラインでのスタートになりました。担当教員から基礎的な講義を受けた後、メンバーが分担して仙台市や宮城県、厚生労働省や内閣官房を対象として感染症対策・地域政策の現状と課題を調査し議論しました。

教室

 まん延防止等重点措置の解除を受け、5月18日からようやく講義室で顔を合わせ、皆で議論しながら問題意識の明確化と課題の抽出に取り組んでいます。広い意味での医療と経済を2本柱にしつつ、月替わりの(それぞれに個性あふれる)リーダーが毎回やるべきことを設定し、“右往左往”しながら一歩ずつ目標に向けて歩を進めています。

 6月8日には初めての現地ヒアリングを仙台市危機管理局で行いました。様々な「連携」体制、情報発信、今後のまちづくりなど、事前にお送りした質問票に沿って、貴重なご教示をいただきました。初めは緊張していたメンバーも、職員の方々のお心遣いと熱意の御蔭で、自分たちなりの質問を投げかけ、踏み込んだ教えをいただくことができました。極めて厳しい状況のなか、長時間にわたりヒアリングに応じて下さった仙台市危機管理局の皆様に心から感謝申し上げます。

仙台市 仙台市

 東北大学感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点にも多大なご配慮をいただき、「今」しかできない・「今」やるべき勉強に1年間全力で取り組んでいきます。

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