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ワークショップB活動報告・第2弾

ワークショップB活動報告・第2弾

 ワークショップBは、「パンデミックをめぐる公共政策――感染症対策と地域政策」をテーマに、後期は基本的に2つのチームに分かれて調査研究を進めています。今回は、「経済班」の地元仙台でのヒアリングの模様をご報告します。

 経済班は、コロナ禍・コロナ対応によって深刻な打撃を受けている飲食店、中小企業、スポーツ・文化芸術に対する支援の実態を具体的に検討しながら、より広く、パンデミックによる影響に対し強靭なまちづくりを目指しています。4名の学生が何度も議論を重ね、チームらしくなってきました。

<学生集合写真>  <学生集合写真>
<学生集合写真>

■ 仙台市市民文化事業団

<仙台市市民文化事業団>
  <仙台市市民文化事業団>

 リニューアルしたばかりの日立システムズホール仙台内にある公益財団法人仙台市市民文化事業団では、アーティストのみならずスタッフも視野に入れて、文化芸術の灯を絶やさないために、各種の画期的な補助事業等を実施しています。事業を通じて“新たに顔が見えた”など、文化芸術の専門家ならではの貴重なヒントを与えて下さいました。

■ 仙台市スポーツ振興課

<仙台市スポーツ振興課>
  <仙台市スポーツ振興課>

 仙台市スポーツ振興課では、コロナ下でスポーツへのマインドが落ちてしまったことやそれに伴う諸課題に対し、スポーツイベントの実現に向けた方針や様々な対策等について密度の濃いご教示をいただき、現在策定中の次期「仙台市スポーツ推進計画」が持ちうるポテンシャルについても示唆を頂戴しました。

■ 仙台市経済局

<仙台市経済局>
<仙台市経済局>

 仙台市経済局では、感染状況や地域経済状況に応じて、緻密かつダイナミックに事業者支援策を設計し実施しています。膨大な所管制度・業務の内容のみならず、基本的な方針とその基底にある考え方、施策の決定に至るプロセスを含め、圧倒されるほどの熱量で、刺激的なヒアリングの機会を与えていただきました。

 他の地方公共団体からも、オンライン・ヒアリングや書面での回答を通じて、貴重なご教示を頂いています。御多忙のなか、ワークショップ活動への深い理解の下にヒアリングに対応して下さった皆様に心から感謝申し上げます。

 ヒアリング調査と並行しながら政策提言に取り組み、頭も体もフル回転で、1か月後に迫った最終報告会に突き進んでいきます。次回は、ようやく実現したヒアリング遠征についてご報告したいと思います。

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