東北大学公共政策大学院Newsletter Vol.30
(2007年6月25日配信)

■平成20年度(2008年度)東北大学公共政策大学院入学試験の日程

 平成20年度(2008年度)公共政策大学院入学試験の予定が決まりましたので、お知らせいたします。

 出願受付期間:平成19年9月3日(月)〜9月7日(金)
 第1次選考試験:平成19年9月29日(土)(仙台、東京)
 第1次選考合格者発表:平成19年10月12日(金)
 第2次選考試験:平成19年10月27日(土)、10月28日(日)(仙台)
 最終合格者発表:平成19年11月26日(月)

 なお、平成20年度(2008年度)募集要項は、7月上旬に公表する予定です。

試験会場
第1次選考
 仙台:東北大学公共政策大学院(宮城県仙台市青葉区片平2丁目1-1)
 東京:東北大学東京分室(東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10F)
  http://www.jebl.co.jp/outline/sapiatower/index.html#access
  http://www.bureau.tohoku.ac.jp/somu/bun/annai.pdf
 出願者は、出願の際にいずれかの試験会場を選択してください。なお、東京会場については、受験者数等の事情により、東京二十三区内で会場が変更される可能性があります。

第2次選考(口述試験)
 仙台:東北大学公共政策大学院(宮城県仙台市青葉区片平2丁目1-1)

■2008年度入試説明会の日程

(1)2008年度入試説明会(東北大学川内キャンパス)のお知らせ

本大学院の入試説明会(2008年4月入学志願者向け)を川内キャンパスにて以下のように開催します。事前予約等不要ですので、お気軽にご参加ください。

7月12日(木)12:00〜13:00
東北大学法学部第2講義室(宮城県仙台市青葉区)
所在地 http://www.law.tohoku.ac.jp/access/

(2)2008年度入試説明会(仙台・東京・京都)のお知らせ

本大学院の入試説明会(2008年4月入学志願者向け)を、以下のように開催します。事前予約等不要ですので、お気軽にご参加ください。

7月20日(金)19:00〜20:00
学士会館310号室(東京都千代田区)
所在地 http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html

7月21日(土)18:00〜19:00
エル・ソーラ仙台研修室2番・アエルビル28F(宮城県仙台市)
所在地 http://www.sendai-l.jp/whats_ls/

7月27日(金)19:00〜20:00
京大会館103号室(京都府京都市左京区)
所在地 http://www.kyodaikaikan.jp/access.html

7月28日(土)11:00〜12:00
京大会館103号室(京都府京都市左京区)
所在地 http://www.kyodaikaikan.jp/access.html

7月28日(土)17:00〜18:00
学士会館309号室(東京都千代田区)
所在地 http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html

7月29日(日)13:00〜14:00
学士会館310号室(東京都千代田区)
所在地 http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html

(3)東北大学公共政策大学院 2008年度大学院概要説明会(学部1年生向け、2・3年生向け)のお知らせ

本大学院の特色、カリキュラム、入試の形式、受験に当たっての学生生活の過ごし方などについての説明会を、川内キャンパスにて以下の日程で開催します。この説明会は、将来の進路として公務員・政策実務を考えている学生向けに、そうした進路をとる場合の選択肢として本公共政策大学院がどのような意味で有益かを解説するものです。当日は、大学院紹介のDVD上映に加え、1年生向けの説明会は大学院や公務・政策実務の魅力について、2・3年生向けは専門科目の勉学の仕方に力点を置いて説明を行います。事前予約等は不要ですので、お気軽にご参加ください。

1年生向け 6月29日(金) 18:00-19:00 川内北キャンパスB202室
2・3年生向け 6月27日(水) 12:00-13:00 川内南キャンパス 法学部第2講義室
所在地 http://www.law.tohoku.ac.jp/access/

■教員エッセイ

今回は、広報担当の牧原出教授からのエッセイをお届けします。

東北大学公共政策大学院の入試説明会:これまでの取組と今年の新しい試み

牧原 出

東北大学公共政策大学院では、開校以来、国立大学の大学院としては新規の試みとして、大学所在地以外の場所で説明会を行ってきました。当初は、「公共政策大学院」というものが必ずしも認知されておらず、まずは広く日本の学部学生に公共政策大学院とは何かを知ってもらいたいという願いがありました。また、一口に「公共政策大学院」といっても、本大学院と他の公共政策系大学院とではカリキュラムのねらいが全く異なることを知ってもらった上で、大学院への進学を考えてもらいたいと考えていたのです。

そのため、2003年には、東北大学以外に、千葉大学、東京学士会館、一橋大学、福島大学、新潟大学、山形大学、筑波大学で説明会を行い、2004年には、北海道大学、東京学士会館、京都大学、大阪阪急ターミナルビルで説明会を行いました。2005年以降は、多少会場を絞って、東京学士会館と京大会館でそれぞれ複数回説明会を行い、より丁寧な説明を心掛けました。

私は2003年以来、毎年説明会で学生たちと懇談しており、そのたびに何を話せばよいか、考えてきました。実際、2006年以降は学部生の就職状況が劇的に改善されており、大学院進学の意味も2005年以前とは異なってきているように見受けられます。こうした就職状況の変化があるとしても、毎年、まず学部学生に言いたいことは同じです。それは、大学院進学とは長い目で見た自分への投資であるということです。公務員になるにせよ、シンクタンクの政策アナリストになるにせよ、また民間企業に就職するにせよ、大学院に進学することは必要条件ではありません。学部4年で希望の就職先が見つからなければ、1年留年してもよいのです。それにもかかわらず、大学院に進学する理由は何かといえば、大学院で充実した2年間の勉学を行うことが、必ず将来の自分にとってプラスになると思えることでしょう。大学院に進学しないで、就職してOJTで得るものもたくさんあるはずです。しかし、2年間OJTで得るものよりも、深い理論的洞察や、多角的な現実への考察、それらを論理的な表現に結びつける能力など、2年間大学院で学べるものは、長い目で見ると学生にとってはるかに有益ではないかと私たちは考えています。もちろん、長い目で見た話ですから、人によってはそうは思えない人がいるかもしれませんし、そのように思うことが間違っているとも私たちは思っていません。しかし、大学院で学べることは、実社会で学べること以上の意味をもつはずである、という考えに賛同してくれる学生には、大学院進学を考えてほしいと思っているのです。

そして、私たちは、他の公共政策系大学院よりは、私たちの東北大学公共政策大学院でこそ、こうした意味での投資にふさわしいものを提供できると信じています。通常の大学院のような座学の授業であれば、学部を留年するのとはほとんど変わりはないでしょう。また、外部講師の講演会だけでは、血や肉になる知見を得られないでしょう。公共政策ワークショップを中心とした現実の政策問題を集団作業で考えぬく授業がカリキュラムの中核にあり、そうした授業のメソッドがしっかりと確立している大学院でこそ、実社会で学べること以上のものを得られるのではないかと考えているのです。

なお、今年は、1年生と、2・3年生向けにも、それぞれ説明会を行うことにしました。今までは、入試説明会を、3年生以下の学部生にも開放していたのですが、今年からは、@大学院進学とはどのような意味があるのか、A大学院を進路として考える場合に各学年でどのような勉学姿勢で学生生活を送ればよいのか、といった点について、学生の疑問に答えることをねらいとしてみました。3年生以下の学生であれば、入試のためだけの勉強をする必要はありません。学部生活を修了した後にも血や肉となる知見を得ることを頭の片隅に置いて、学生生活を過ごせばよいのです。それは、大学での勉強はもちろんのこと、サークルや体育会、学外の様々な活動などを通じて社会勉強をすることでもあるでしょう。3年生以下の学生を対象とした説明会では、こうした問題について、学生の質問に答えながら説明していきたいと思います。初めての試みなので、東北大学でしか開催しませんが、関心のある学生にはぜひ参加して頂きたいと思います。

これまでの4年の経験では、説明会で顔を合わせ、熱心に質問をしてくれた学生が、本大学院を受験・入学し、さらに各界へ巣立っていきました。大学院で教育する身としては、感慨深いことです。今年はどのような学生が説明会に来てくれるのかが今から楽しみです。

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