(参考資料)
2011年4月入学用の入試関係情報

東北大学公共政策大学院入学試験
小論文問題(平成22年9月25日実施)

次の4題のうちから1題を選んで論じなさい。

【内政関係】

1.現在、地方の疲弊が進んでおり、早急に地方の活性化策に取り組むことが求められている。
 今後、持続可能で活力ある地域社会を創造していくためには、国や地方公共団体において、どのような取組みが必要と考えるか、あなたの考えを述べなさい。また、そのような取組みを進める上で想定される課題や問題点についても、併せて述べなさい。

2.現在、高速道路について、従来の距離に応じて料金が上がる対距離料金制に替えて、全面無料化や上限料金制(1,000円又は2,000円)の導入が検討されている。
 このような施策の導入をどう考えるか、人々の道路利用、地域経済、他の公共交通機関、環境など社会に与える影響を幅広く考察した上で、あなたの考えを述べなさい。

【経済関係】

3.日本の経済は1990年代以降低成長路線に移行し、「失われた二十年」と言われることがある。これまで低成長脱却に向けてどのような政策論争がなされたか説明した上で、今日の日本が成長回復に向けていかなる方策を取るべきか、民主党政権が本年6月に取りまとめた「新経済成長戦略」にも適宜言及しつつ、あなたの考えを述べなさい。

【国際関係】

4.東アジアにおいても、ASEANの「統合」など、地域統合への動きが進んでいる。日本として、こうした動きに、どう関わって行くべきだと考えるか。東南アジアとの歴史的関係並びに中国及び韓国との関係にも触れつつ、あなたの考えを述べなさい。

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