(参考資料)
2017年4月入学用の入試関係情報

東北大学公共政策大学院入学試験
小論文問題(平成28年10月1日実施)

次の4題のうちから1題を選んで論じなさい。

【内政関係】

1.政府における近年の重点施策である「地方創生」が必要となっている背景を説明しなさい。その上で、「地方創生」に係る国又は地方公共団体の具体的な取組事例を示し、その評価を行いつつ、「地方創生」のために必要な取組について、あなたの考えを述べなさい。

2.戦後1,600万人を超えていた農業人口は現在約200万人へと大きく減少し、高齢化も進んでいる。一方で、近年は「攻めの農業」により農政新時代を切り拓くとして、農政改革が進められている。
 現在の日本の農業の課題及び今後の農業政策のあり方について、これまでの農業政策及び関連分野における議論を踏まえつつ、あなたの考えを述べなさい。

【経済関係】

3.近年、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーの導入が活発化しつつある。再生可能エネルギーについては、地域経済活性化の効果を強調する声がある一方、エネルギー・コストの上昇による経済への悪影響を指摘する声もある。再生可能エネルギーの活用について、経済的な意義と課題を論じつつ、日本においてどのような政策を講じていくべきか、あなたの考えを述べなさい。

【国際関係】

4.欧州連合(EU)の沿革や目的について、その前身である欧州共同体(EC)等の組織も視野に入れて簡単に説明しなさい。さらに、近年EUが直面した問題について例を挙げて論じるとともに、EUの将来に関するあなたの考えを述べなさい。

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