東北大学公共政策    

金子智樹 KANEKO Tomoki

専門科目:

現代政治分析(日本政治・政治コミュニケーションなど)

公共政策大学院では、「2022年参院選の研究」「政治データ分析入門」などを担当。

 

略歴:

2015年に東京大学法学部を卒業し、手探りながらも政治学の道を志して大学院に進学しました。中でも「政治とマスメディア」という研究テーマに対して大きなやりがいを感じ、自分にとって一生取り組むべき仕事の一つになると直感したのを覚えています。博士論文のプロジェクトでは、戦後日本の新聞(特に地方紙)と政治の関係を研究しました。

2021年3月に東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了し、日本学術振興会特別研究員を経て、2021年10月より本学の大学院法学研究科・法学部で准教授を務めております。

 

公共政策大学院の授業にあたって:

2021年10月に本学に着任し、2022年4月より公共政策大学院を兼担することになりました。本大学院では、今年度は2つの演習を開講しています(いずれも学部と合同)。前期開講の「2022年参院選の研究」では、授業と同時進行する参院選を事例に、各自が自主研究を行います。後期開講の「政治データ分析入門」では、統計分析ソフトRを用いたプログラミングの基礎を学び、実際にデータ分析を体験します。

政治学や公共政策学においては、現実社会のサブスタンスに対する洞察はもちろんのこと、様々な分析方法を理解して実践する経験も大切です。皆さんが関心を持てるような授業を幅広く展開していければと思います。お会いできるのを楽しみにしています。

 

研究室にて:

主な研究テーマは、現代日本における政治コミュニケーションや有権者の投票行動などです。私たちが政治の情報を知るためには(マス)メディアが必要不可欠ですが、メディアもまた政治的な存在といえます。政治家・有権者・メディア…といったアクターがどのように政治を動かしており、そこにいかなる課題が存在しているのか、日々考え続けています。詳しい研究業績につきましては、個人ウェブサイトをご覧ください。

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