東北大学公共政策    

諸岡慧人 MOROOKA Akito

専門科目

行政法、地方自治法

 

略歴

2020年4月に赴任しました。つまり、コロナ禍とほぼ同じタイミングで教員生活が始まりました。そのため、以前の東北大学公共政策大学院の様子は知らないのですが、それでも素晴らしい教育環境であると感じています。ワークショップが代表するように、様々な講義・演習で教員と学生の距離が近いことが、本公共政策大学院の優れた長所です。学生のみなさんの個性に触れながら授業に臨めることを、一教員として大変うれしく思っています。

2020年度:ワークショップB(横手市における地域包括ケアシステムの構築および地域共生社会の実現に向けた更なる取組の推進に関する研究)の副担当を務める。

2020年度ほか:「地方自治法」講義担当

 

公共政策大学院の授業にあたって

2020年度のワークショップBでは、秋田県横手市に密着して、具体的な課題の分析と政策提言を実践しました。現地にもヒアリングのため数度足を運び、公務員や関連団体職員の方々のお話を伺いました。学生のみなさんは、一つの地方公共団体に焦点を絞り現実の問題を考えるという、東北大学公共政策大学院ならではの得難い経験を積めたと思います。コロナ禍のため様々な点が従来とは変わりましたが、それでも奮闘してくれた参加者のみなさんに感謝しています。

地方自治法の講義では、判例を題材として、学生のみなさんと密に議論する形式を採用しています。少人数で講義ができる公共政策大学院の利点をありがたく感じています。

 

研究室にて

主たる研究テーマは、フーゴー・プロイス(1860-1925)の法理論や政治・社会・歴史観察の分析です。

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