飯島淳子 IIJIMA Junko

専攻科目

行政法

略歴

2003年に東北大学法学部に赴任しました。2006年から2008年にかけて、フランスのエクス・マルセイユ第三大学にて在外研究に従事しました。

公共政策大学院での授業に当たって

「地方自治法」では、法制度およびこれを体系化し方向づける法理論を検討したうえで、近時、必要性を強く認識されるようになった政策法務に関して、理論化の可能性をも含め、そのあり方を考えることを目的としています。質疑応答や報告・討論を通して、学生が主体的に参加する授業を心がけています。

研究室にて

2009年度は、小玉典彦先生とご一緒に、公共政策ワークショップIプロジェクトD(「地域の手による新たな道路管理のあり方について」)を担当しました。伝統的に行政が一元的に担ってきた道路管理に対し、地域住民がどのように関わるべきか、関わりうるかについて、大崎市のご協力を得ながら、検討・提言を行いました。2010年度は、苦瀬雅仁先生、牧原出先生とご一緒に、公共政策ワークショップIプロジェクト(「地方公共団体における地球温暖化対策の今後のあり方について」)を担当します。

フランスの地方分権・地方自治について、大学院時代より研究を進め、フランス留学の成果として、「地方分権・地方自治の法構造」(『法学』第73巻第1号、2009年)を公にしましたが、今後は、日仏の地方自治法研究を深めるとともに、問題意識を発展させ、公私協働、特に、そこで重要な役割を与えられつつある契約手法について、勉強していきたいと考えています。

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