専攻科目
環境法政策
略歴
- 2005年7月に東北大学に赴任しました。
- 環境省出身の実務家教員です。大阪大学法学部卒業後1982年環境庁に入庁。環境庁、環境省以外では1991年から3年間ワシントンの日本大使館で勤務しました。
公共政策大学院での授業にあたって
- 昨年度の公共政策ワークショップ1では、仙台市を例にして、地域における地球温暖化対策のあり方を検討しました。本年度前期は、地域社会と公共政策の授業で「我が国の、あるいは地域の財産である自然環境の保護と利用はどうあるべきか」を取り扱う予定です。また、法科大学院との共通科目である環境法Iを担当しています。
- 本大学院が目的とする「政策立案能力を高めるための授業」は、あらかじめ進むべき進路が決まっている授業と違って、担当する教員も、知識だけでなく社会人人生の全てが問われていると思います。
- 大学院の授業では、先生と学生という関係というよりも、公共政策を志す先輩と後輩として率直な議論を戦わせ、それによってお互いの能力を高めていきたいと考えています。
研究室にて
- 1998年に「入門地球環境政治」(有斐閣)、2004年に「地球環境危機を前に市民は何をすべきか レッド・スカイ・アット・モーニング」(中央法規出版)の翻訳に関わりました。
- 現在、公共政策大学院の先生方と共同で里山保全のための法制度に関する研究を行っています。