東北大学公共政策    

(参考資料) 2019年4月入学用の入試関係情報

東北大学公共政策大学院入学試験
小論文問題(平成30年9月29日実施)

次の4題のうちから1題を選んで論じなさい。

【内政関係】

1.日本の地方自治制度においては、二元代表制のもと、各地方公共団体において、知事・市町村長とともに、地方議会の議員を住民の選挙によって選出している。しかし、現在、特に小規模な市町村では、議員のなり手不足が課題となっている。
 なぜ、議員のなり手不足が生じているのか、その原因を推測し述べた上で、議員のなり手不足への対応策について、あなたの考えを述べなさい。

2.我が国の農業は、担い手の高齢化や減少が課題となっており、農地面積の減少と荒廃農地も課題となっている。しかしながら、食料は欠くことのできないものであり、農業以外に主たる産業のない地域も多く、食料の安定供給、農村地域の振興は重要な政策課題である。今後の食料・農業政策はどうあるべきか、あなたの考えを述べなさい。

【経済関係】

3.日本政府は、来年10月に飲食料品等については軽減税率8%を適用しつつ、消費税率を10%に引き上げることを予定している。
 この消費税増税の経済・財政上の意義・効果・影響を論述し、消費税増税に合わせて実施することが望ましい政策について、あなたの考えを述べなさい。

【国際関係】

4.経済制裁について、国際法上の根拠やこれまでの発動例を挙げて説明しなさい。さらに、経済制裁の実効性及び制裁発動のあり方を中心に、あなたの考えを述べなさい。

2019年4月入学用(第1期募集)

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