東北大学公共政策    

WS‐A活動報告(後期) 沖縄・山梨編

ワークショップAでは、地方創生のモデルを探すため、東北を飛び出し、

・ 10月30日~11月1日に沖縄県、

・ 11月7日・8日に山梨県を

訪問し、沖縄や山梨の地域振興の取組みについてお話を伺いました。

 

【沖縄県(沖縄UKAMI養蚕)】

〇 沖縄UKAMI養蚕では、耕作放棄地を桑畑として農福連携にも取り組みながら養蚕活動に取り組んでいるのですが、素敵なのは、会社の活動を養蚕にとどめず、企業・大学と連携しながらシルクを活用した化粧品などの製品開発・販売にもチャレンジしていることです。総理大臣賞も受賞したこの地方創生の取組みを、仲宋根会長が、学生に温かく、かつ、気さくにいろいろ語ってくれました。

 

【沖縄県(沖縄総合事務局)】

〇 沖縄総合事務局では、福島農林水産部長が、自らの行政経験も踏まえながら、沖縄の地域振興の取組みを、鳥瞰的な視点も交えつつ、学生に語ってくれました。

 

【山梨県】

〇 山梨県では、農政部長が山梨の将来ビジョンについて熱く語ってくれたほか、職員の皆さまが、山梨県の農業振興の取組みを丁寧にお話してくれました。また、JAフルーツ山梨では、西島組合長が、シャインマスカットを始めとする果物の生産振興のお話をしてくれました。

〇 平地に恵まれない中山間地域のハンデを逆手に取った山梨の取組み。シャインマスカット生産量日本一の自負や農業でしっかり稼いでいる地域の自信を感じたひと時でもありました。

〇 また、将来を見据えて取り組んでいるスマート農業のお話も大変興味深いものでした。

 

 

【おまけ】

フィールドワークを重ねながら、各地域の文化にも触れました。これも、地域の知り、その地域の思いを踏まえた政策を提唱する上で、大切な経験です。

 

 

【最後に】

暖かく受け入れてくれた沖縄総合事務局・沖縄UKAMI養蚕の皆さま、山梨県庁・JAフルーツ山梨の皆さま。本当にありがとうございました。

それぞれの地方創生のお話から伝わってくる関係者の自信や自負。とても魅力的でしたし、その内容。まさに地方創生の全国のモデルとなる取組だと思いました。

今回のフィールドワークで得た経験・知見を、座学だけでなく、現場の意見に基づいたWS‐Aの政策提案に昇華できるよう、さらに研究活動を重ねていきたいと思います。

 

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