東北大学公共政策    

ワークショップD活動報告・第二弾

ワークショップD活動報告・第二弾 5月20日~21日 大熊・富岡合宿

 

私たちワークショップDは、5/20~5/21に研究のフィールドであり政策提言先である大熊町、富岡町にて合宿を行いました。この合宿の目的は、現地で行われている政策の実情を自分たちが実際に見て聞くことで、目標である政策提言のヒントを掴み取ることです。

合宿初日の20日(土)には、大熊町にて、役場、大川原復興拠点、大熊インキュベーションセンター、KUMA・PRE、大野駅周辺などの視察を行いました。震災から現在までの大熊町の復興の取組や大熊町インキュベーションセンターにおけるオフィス施設貸し出し等の起業する方への支援の取組、KUMA・PREでのまちづくりの取組などについて、詳しくお話を伺いました。大熊町の現状と課題を実際に肌で感じ、自分たちには何ができるのかを深く考えることができました。

(大熊町役場でのご講義の様子)

(秋から開校予定の教育施設)

(廃校になった大野小学校の校舎を利用したインキュベーションセンター)

(解体中の大熊町図書館)

 

 

2日目の21日(土)には、富岡町にて、ふたばインフォ、富岡ワインドメーヌ、富岡漁港をはじめとする富岡駅周辺、夜の森駅周辺、さくらの郷、さくらモールなどの視察を行いました。富岡町は前日の大熊町よりも避難指示解除の時期が早く、復興の段階も少し進んだ様子を目にしました。富岡漁港では綺麗なビーチと海、夜の森地域では伝統ある荘厳な桜並木などの富岡町が誇る素晴らしい自然を体感してきました。講和や町歩きにより現状と課題を理解することができました。

 

(ワインドメーヌから海を望む、右奥には2Fが見える)

(さくらの郷で高齢者の筋肉強化器具を体験)

(今年の4月1日に避難指示解除となった夜の森地区、震災当時の様子がわかる自動販売機)

 

 

大熊町、富岡町での2日間の合宿を通じて、町の人たちがいま取り組んでいること、これからどんな町にしていきたいかなども知ることができ、私たちも政策提言に向けた重要なヒントをいくつも知ることができました。今回の合宿にご協力いただいた皆様、お忙しい中ご丁寧に対応してくださり、大変ありがとうございました。

 

今後も、富岡町と大熊町へのヒアリングが続きますが、まずは中間報告会に向けて今後の提言の方向性を定め、引き続き、調査・研究に邁進していきたいと思います。

(砂浜での集合写真)

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