東北大学公共政策    

次世代政策サミット決勝大会で優秀賞を獲得しました

10月26日に開催された「第3回次世代政策サミットJAPANビジョン2050」決勝大会において、公共政策大学院修士2年の鈴木愛乃さん、津田京香さん、丸野泉紀さんの3名が「次世代リスキリングチーム」として出場し、優秀賞を獲得しました。

次世代政策サミットは、参加チームが「環境問題」「地方創生」「社会的包摂(DEI)」「DX/働き方改革」「教育政策」の5分野からテーマを選び、2050年に向けて実現したい日本社会のビジョンを提示し、それを実現するための政策を提言するコンテストであり、今年は全国から25チームが参加しました。

「次世代リスキリングチーム」の3名は、「地方創生」をテーマとして選択し、2050年のビジョンとして「いつでも・どこでも挑戦・学習ができる社会」を掲げました。チームは、人口減少や産業構造の変化が進む中で、地方が2050年以降も持続的に発展していくためには、外部からの人材確保に依存するのではなく、地域内にいる人材が自ら進んで学び、成長していくことが重要であるとの認識を示しました。
その上で、リスキリングに取り組む地方企業が直面する課題として、「リスキリングそのものへの理解不足」や「効果・影響に対する不安」などを挙げ、文部科学省の職業実践力育成プログラムを主軸とした支援策を提言しました。具体的には、リスキリングの効果測定の見える化、人材定着を促す仕組みづくり、リスキリングのブランド化などを通じ、企業と地域社会双方にとっての好循環を生み出す方策を提示しました。
講評では、より実効性のある提言とするためには、企業の実際の声を反映させることや、大学側へのインセンティブ設計を検討することの重要性が指摘された一方で、地方大学の役割にも焦点を当てた点が評価されました。

 

<受賞者のコメント>
このたびは優秀賞をいただき、大変光栄に思います。
今回の政策サミットでは、地方創生というテーマについて3人で徹底的に考え抜き、改めて地域の持続的な発展とは何かを見つめ直す貴重な経験となりました。私たちはそれぞれ異なる問題意識を持ちながらも、「リスキリング」というテーマについては知識のないところから試行錯誤を重ね、提言として形にできたことに大きな達成感を感じています。この過程を通じ、多様な視点から政策を構想する面白さと難しさを学び、今後の糧となりました。
また、発表だけでなくクロストークなどを通じて、審査員の方々をはじめ多くの参加者の考えや熱意に触れることができ、社会課題に対する視野をさらに広げる刺激的な時間となりました。今回の経験を活かし、今後も社会の発展に貢献できるよう努力してまいります。
今回の政策提言を考えるにあたり、公共政策大学院の社会人学生の皆様、先生方から、アンケート調査や内容のブラッシュアップに際し、多大なるご支援を賜りました。この場をお借りして感謝申し上げます。また、運営に際しご尽力いただいた未来政経研究所のみなさま、示唆に富むご指摘をいただいた審査員の牧原秀樹様、高橋道和様、​大山みこ様にも御礼申し上げます。

公共政策大学院修士2年 鈴木愛乃 津田京香 丸野泉紀


審査員の牧原前法務大臣と


このページのTOPへ