東北大学公共政策    

2025 WSD 活動報告 4月編① 【カードゲームを通じてカーボンニュートラルを学ぶ】

◇2025年度のワークショップDは、教員3名とチューターであるM2のサポートの下、8名の学生が「東北から再エネや自然との共生を通じた豊かな地域づくりを考える」というテーマのもとに取り組んでいます。

◇4月15日。片平キャンパスにおいて、カードゲーム公認ファシリテーターの方々からレクチャーをいただきながら、カードゲームを通じてカーボンニュートラルの概念を体験しました。

◇ゲームでは、参加者が組織(政府、電力会社、住宅メーカー、自動車メーカー、金融機関、環境NPOなどの12組織)に分かれて、ストーリー(ランダム)に沿ってプレイを行いました。


◇各組織のプレイヤーは、組織それぞれの環境政策を示したアクションカード、市民アクションカード、資金カードを手札としてカーボンニュートラル実現に向かい、全4ターンの活動を展開し、時には各組織との交渉などのプライベート活動を展開しながら戦略的に動くことが求められました。

 

◇ゲームを終えてみて、組織や市民のアクションカード1枚が社会活動全体に伝播する可能性があること、二酸化炭素の排出及び吸収バランスの妙、排出と蓄積(濃度)の関係、組織間や市民サイドとの情報共有による意識醸成の重要性など、カードゲームを通じてカーボンニュートラルへの理解を深めるとともに、実現への難しさを体感することができました。

「1人の100歩より、100人が1歩ずつ」
メンバーそれぞれの想いを胸に、WSDスタートアップです。

※この度のカードゲームシュミレーションは、カードゲーム公認ファシリテーターの今田裕美様、大内政雄様のご協力をいただき実施しました。

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