東北大学公共政策    

院長の社会科見学日誌

院長の大事な役目の一つに、本大学院の出身者との交流というものがあります。

今年1月には、霞ヶ関に勤務する人たちを核とした修了生の会に、初めて参加してきました。元院長である牧原出先生の呼びかけで、最初期の修了生の方々が中心となって毎年行われている会であり、元院生や元教員の方々と、とても楽しい時間を過ごせました。

その時の縁がきっかけで、今年にいくつか新たな場所を、「社会科見学」させてもらいました。

◇人事院と消防大学校を訪問
まず、春休み期間の3月には、度山徹先生や原田賢一郎先生とご一緒に、人事院を訪問してきました。東北大学法学部の卒業生である佐々木雅之事務総長を表敬訪問してきましたが、その場には1月の会合で初めてお話しした修了生の課長補佐もご同席されており、とても驚きました。

また、同じく3月には、西岡晋先生や金子智樹先生とご一緒に、消防大学校をお訪ねしてきました。1月の会合で久々にお目にかかった石山英顕校長は、かつて2023年度にWSBの主担当教員を務めてくださった先生です。各自治体の消防官幹部の研修・養成のあり方について、校内施設を見学しながら、詳しくご教示いただきました。中でも、火災現場を検証する訓練施設など、日頃なかなか見ることができない場所が印象的でした。

◇農林水産省で修了生と再会
4月には、六本木にある地方競馬全国協会をお訪ねしてきました。これまた1月に再会した仙台光仁副理事長とのご縁に基づくものです。2019年度と2020年度にWSの主担当を務めてくださった仙台先生から、1兆円を超える地方競馬の売上金に基づいて、地域のくらしや畜産の振興に役立てている活動について、いろいろ教えていただきました。

ちなみに院長は、本業である政治史研究の一環として、4月6日に、水沢競馬場を初めて見学してきましたが(その歴史的起源を執筆中)、その前日、仙台副理事長もまた、水沢競馬場を訪問されていたらしく、不思議な偶然をお互い驚いておりました。なお、仙台先生と院長は、過去2回、広い東京駅の中で、ばったり邂逅した経験があります。

その夕方、仙台先生のご案内で、農林水産省を訪れると、そこには懐かしい顔ぶれが。2019年度WSCのメンバーや、この4月より働き始めたばかりの修了生が、お忙しい中、わざわざ駆けつけてくれたのです。

嬉しいサプライズは続き、院長が2011年度に行った初めての講義(黒歴史?)を、今では同僚となっている某准教授と共に聴いてくれた元ゼミ生たちも来てくれて、心温まるひと時を過ごすことができました。

院長としての「役得」の一つは、このように全国各地で活躍する出身者にお会いできることです。本大学院や本学部で共に学んだ皆さんが、それぞれの現場で、忙しくご活躍されている姿をうかがえることが、大学教師という職業の最大の喜びであることは、今さら言うまでもありません。

このたび、貴重な時間を割いてくださった皆様に、心より御礼申し上げます。そして、今年度もまた、さらに多くの出身者の皆様より、それぞれの近況をお伺いできることを、今から楽しみにしております。

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