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(参考資料)
2006年4月入学用の入試関係情報

アドミッション・ポリシー

東北大学公共政策大学院のアドミッション・ポリシーは、以下の通りです。

東北大学公共政策大学院が受け入れる学生像とは、そのカリキュラムによって自己の能力を一層涵養することのできる人物であり、具体的には以下の資質を持つ人物です。

- 公務及び公共政策の立案・制度設計に不可欠の法学・政治学への理解を、基礎レヴェルで有すること。

- 討論・交渉・文章作成などコミュニケーション能力を豊かに持ち、集団作業への適性を有すること。

- 公共性への情熱を持ち、公務に対し献身的な資質を有すること。

したがって入学試験では、入学後科目履修に必要な法学・政治学への基礎的な理解を有していることを検査するとともに、「公共政策ワークショップ」において集団作業に積極的に参加する人物であることを面接で審査します。

まず第一次選考(筆記試験)では、民法・行政法を中心に、法学・政治学への基礎的な理解を検査するための試験を行います。しかし、専門知識への理解はあくまでも履修に必要な基礎知識を有しているかどうかに限定します。

次に、第二次選考(面接試験)は、まず受験生がその場で与えられた題材(新聞の社説等)を基に小論文を書き、その後にその小論文に基づいて面接官の口頭試問を受けるという形式で、行う予定です。

この面接試験は、受験生の法学・政治学の専門知識を問うものではなく、コミュニケーション能力や集団作業能力等を総合的に判定するために行われます。

以上のように、学生の専門知識については履修に必要最低限のものであるかを考査するにとどめ、学生のコミュニケーション能力や集団作業能力を総合的に判定する試験を行います。

これによって、法学部卒業生のみに有利にならない試験を実施し、社会人・他学部学生が受験しやすいように配慮します。

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